リハビリ
施設に設置されている自動販売機(飲料)が新しくなって使いづらい。
モタモタ、ゴソゴソしていたら、ふっと思い出す。この感じは・・・。
あーーーそうだ。リハビリで訓練したわ。お釣りを両手で挟んで取る方法とか(掴めないんで)自販機に持たれかかって体のバランスを取りながら飲み物を取り出すとか。
手首が利くとできるんです。指が動かなく握力が無くても。
できるのは、手首が利くとです。手首が上下に動かせない(ぶらんぶらんだ)とできません。
だから、同じ頚損C6でも人それぞれ違います。
最初はできないことばかりでも少しずつできることが増えてきて嬉しかったのを思いだしました。
ある日、
リハビリが一年過ぎた頃かな? リハの先生に○○さん(私)車の免許とれへん?と言われました。
私、、、え!私でも免許取れるの?
先生、、○○さんやったら頑張ったら取れると思う。
私、・・・・・。今は車の乗り降りだけは練習します。と答えました。
んで、結果として取りませんでした。
努力したら取れた?でしょう。たぶん、(うっ、でも、私ヘタレやからな。^m^;)
へたれ=根性なし
取らないと決めた後、言われました。
なんで!!、取ったら 世界が広がるし、自由にどこでも行けるよ!
そんな向上心のないのはアカン、車椅子でもどんどん外にでな! 自立しないと!
やれることをやらないのはどうかな? と。
何故取らなかったのか
これは、人には理解できないのかもしれない。伝わらない。
簡単に説明すれば、
自分の性格と運動神経は自分が一番良くわかってるつもりだから。
私はこう見えても?どんくさい!(笑)
おまけに、おっちょこちょい、あわてんぼう、うっかり者! 三つ揃ってます。(うっ)
結果=自分と同じ様な人をだしたくない。
ただそれだけ
起こりもしないことで決めるのはよくない。
なまけもの、向上心がない、やるきがない、自立心がない eat..なんといわれてもいい。
言われたな・・。今となっては懐かしい。
ほんでもって、私の世界は狭まりました。皆の言うところの自立は放棄しました。
それは、私の(選択の自由)の結果です。