切に思うこと・・・
以前の記事で私は「プロの介護職」という言葉を使いました。
はてさて?・・・簡単・安易に使ってしまいましたが、介護福祉士の国家資格を取ればプロなのか? 否ですよね・・・この国の制度では・・せっかくの資格なのに現場でなにも活かされない・・・。残念というか無念というか、もったいない。
ネットを検索してみたら、プロの介護職とはどんな人?と言う質問に、
「プロとは自分の仕事に【責任】と【プライド】を持つ人です」
というのがありました。納得です。
プライドを持つ(持てる)と働く意識が変わるものだと思うからです。
介護職は
技術・知識、そしてプロ意識、さらに要は資質(素質?)・人間性(力)?が大切というか必要だと、介護されている者からつくづく思う。
例えば、排泄行為が自力できない利用者は排尿・排便もベット上で行うこともあります。
基本、すべての利用者さんの便や尿の状態、色・形・硬さや臭い、をみて体の変化を確認します、 バルーン交換や膀胱洗浄とか、気になることがあれば看護士(医務)さんに報告し対処することになってはいますが(たぶん)、全員のスタッフ(職員)さんがちゃんと意識してやってるか?と問われれば残念ながら違います。少ないです。 また、全ての利用者さんがどんな病気で何という薬を飲んでいるか?その薬は適切か?(薬の処方が変われば、それが合ってるかどうか最初に見極めるのがスタッフ(職員)さんです。ちょっとの様子の変化をも医務に報告します。早急にその変化を察知しないと後で症状が悪化することさえあります。
変化していく利用者の体調や状態に薬や車椅子は合っているか?とか、精神状態はどうか?とか、リハビリは? 装具はあってるか? 生活態度は? 利用者の趣味・趣向は?とか、常に利用者のバイタルサイン*1を見逃さず、何かあれば直ちにバイタルチェックをします。看護士さんと患者さん以上に介護者と利用者ははるかに親密なんですね。
利用者が精神的に不安定にならないよう気を遣います。
癒しになり、相談相手になり、友達・喧嘩友達、になり、時には親になり、カウンセラー、先生になり・・・と。
介護職(介護士)にも准看護士程度の医療行為を認めたらよいのに・・・。
注射とか手術室の看護士さんが行う事意外の事は施設では必要だと思うから。
点滴、浣腸・摘便、褥瘡の処置、傷病の処置、胃ろう処置、喀痰吸引等*2
まったくと言っていいぐらいなされていません。教育も実施されていない。(たぶん)
現場(施設)では、やりたくてもできない状況です。 常に看護士さんの処置を傍で見ているのでやろうと思えばできると思います。できます!
全ての介護職(介護士)にもこれらの教育がされ、ライセンス・資格・認定・呼び名はなんでもいいです、現場でそれらの行為が当たり前のようにできるようになり、看護士となんら変わらないぐらいの医療知識なんだと世間に知らしめる必要があります。
そうすれば介護職の社会的認識も少しは向上し、福祉事業、福祉施設を経営・運営する側の意識も変わり(る)、変わらずにはいられなくなり?、福祉事業に関わろうと思う層(人達)なんて表現すればよいのか? も変わるのではないだろうか?(甘いかな?)
今の現状では、福祉制度・補助金とかその制度のずさんな抜けた部分(法律)で私欲に走る一部の経営者が多すぎると、勝手に偏見をもってます。
なによりも、一部の働く介護士さんに変わってもらいたい。自分の職に対する意識というか、なんというか・・・3Kで、底辺の職業みたいな感覚を払拭してほしい。
正直、その、底辺と思われて介護されている自分は・・・かなしく、なさけなく 人間やめたく、捨てたく、ゴキブリ以下と言われてる気分になります。って、慣れてますが。(←慣れたらアカン!?)(ゴキちゃんごめん)
注意:ちなみに現施設のスタッフ(職員)さんのことではないです。
最近、「意識が高い(笑)」とか・・・はてなブログでいくつかに記事を読みました。嫌われる対象になるんですね。?^^:
頑張りすぎる、張り切りすぎる、その意識を周りに押し付ける、云々、
うっかり、意識を高く持つ、と表現できませんね。
そんなつもりで書いてなくても、拙い自分の表現力では誤解、曲解されそうです。