katatumuriのブログ

!カタツムリ そろそろ登れ 富士の山

 

何年前だろうか?10年以上前だと思います。

ある福祉施設のドキメンタリーを観たんですが・・・その運営方針が当時(今も?)としては画期的でした。

 

軽めの障碍者利用施設な感じではありましたが。

いまはもう無くなっているだろうと思います。?。

 

そこは、とにかく自由・自立・自己責任?

食事の時間、入浴、1日の日課は自分で決める。

施設内は整理整頓はほどほどで、廊下にはものがいろいろ置いてあって、利用者はそれで転んで少々の怪我をしてもケロッとしてるし、お風呂に3日ほど入ってない利用者に職員さんが、何々さんそろそろお風呂入りなさいよ!と注意されてて・・・リハビリも自分の好きな時間・場所で行ってたりと、いろんな場面で利用者が決めていました。

職員さん達はその調整で大変そうでありましたが、とにかく職員さんがある意味楽な管理ガチガチではなく余計な手間・手数・人数がかかる体制で運営されていました。

 

施設内にはちゃんとリハビリ室もあるんですけどね。もちろん医務室・美容室、余暇室?、図書室、他。ひと通りありました。

 

施設内が異様に超整理整頓されている施設は良い施設そうですが実はそうではないように思います。(私も総ての施設の実像を知っているわけではないので思いますと表現しています。)

 

注意:今の入所してい施設の事ではありません。まあ、いろいろ問題はあるけれどマシ?(^-^;)なほうだと思う。

 

 

施設長のインタビューで、とにかく甘やかさない、社会(自宅)で過ごしているかのようにしたいですね~~とのんきそうに話されてました。がーーーこれは今のガチガチの管理体制の福祉制度では無理ですよね。

事故があったら大変(施設側)なので、利用者には何もさせないとか、手間がかかるので全員オムツにしてしまうとか。他いろいろあります。

また、利用者側(家族)の問題もあります。ちょっとのことで何かあると施設の責任云々と・・・。なかには利用者が責任を負うべき事柄があるんですがね。^-^;

 

とにかく、人手が少なすぎる。

利用者はあまりに人手がなくて何かしてもらうにも遠慮がちになりストレスが溜まり、あれも禁止これも禁止。

利用者の経済力も施設で暮らすには重要なことなんです。ある意味自宅で暮らすより重要かもしれない。

お小遣い(経済力)がない利用者さんはほんとになんていうか・・・はっきり言って惨めです。

かわいそう。この言葉はつかいたくないけれど他に言いようがなく惨めです。

 

地獄の沙汰も金次第・・・よく言ったもの。

自分はいまのところ惨めまではいってません。^-^;

あ、お金がすべて、と思ってるわけではないですよ。(笑)

お金では解決できないうめられないことがいっぱいあります。

 

 

私はこのエントリーで差別的な表現をしているのか?すらもわからなくなってしまっている今日この頃なんですが・・・??。