katatumuriのブログ

!カタツムリ そろそろ登れ 富士の山

日々毎日、毎瞬、リハビリ

 

もともと自分は いらち 気が短くて せっかち なんだけれど車椅子になってからは少しだけ気が長くなった気がする。 それでも日によっては落とした物が拾えなくてイライラして落ち込んで、アカン、アカン、時間はあり過ぎるほどあるんやからと 心の中で 繰り返して落ち着かせたりします。ほんと,、まだまだ修行が足りんわ。(苦笑)

若い頃20代、30代、40代前半は、車椅子に座って腰を折りたたむようにして落とした物を拾うことができた。(ティシュのような軽いものや片手の手のひら・手首で引っかかるものに限る)今は車椅子の都合で、できなくなったので、ひっかけ棒のようなもの(魔法の手と勝手に呼んでいる)で拾えるものは拾っている。 洗面、歯磨き、上着の着脱、食事(自助具を使用)も自分でする。若い頃はズボンも自分でしていたけど時間が掛かり過ぎるので今は職員さんにしてもらっている。

若い頃はベットから車椅子、車椅子からベットは自分で移乗(トランスファー)していた。介助は見守り。今はボードを使ったり、職員さんの全介助です。

なんでこんなことを記事にしているかと言うと、病院でリハビリしていた頃に一緒だった車椅子の男性(30代)妻帯者と言い争った(ケンカ?)事を思い出したから。(笑)

その人はなんでも奥さんにやらせていた、自分で できること すべてを奥さんにさせて、遅かったり、できないと言ったら奥さんを罵倒していました。 もう、それに我慢できなくなって、「自分で できることは自分でしいや! 奥さんも手伝わない!」と言ってしまった。なんとまあ、、、余計なお世話も甚だしいですよね。気が短いのも程があります。 若気の至りという事で・・・お恥ずかしい。

その後はその男性が退院するまで睨まれました。^。^;

奥さんには、最初があかんかったのよ・・・かわいそうだからと、ついついなんでもしてしまったから・・・と苦笑いしていました。私は・・・余計なこと言ってしまったと猛反省。そのときに謝りました。 

 

リハビリは介護する家族のほうも鬼の気持にならなければいけない時があるんです。かわいそうだから・・・時間が無いから、手伝ったほうが早い、面倒だからと ついつい助けてしまがちになります。本人もきっとわかっていると思うけれど甘えてしまいます。 性格によりますけどね。

自分も 体調が悪い時なんか、もうみんなまる投げしてすべてやってほしい時があって、そんなときは自分との戦いです。(おおげさ)

 

30年ほど前ですか? 映画で「典子は今」というドキュメンタリー映画を、あ!これ、映画館で観たわ!たった今思い出しました!先輩と観に行きました。 ------検索したら 1981年 松山善三監督で上映されています。 私も健常者だった頃です。あぁーーー思い出しました。  このときは健常者だったんだなぁ。

 

この映画で 感心したのは ご両親です。典子さんを自立させるために心を鬼にして日常生活のことは、ほとんど自分でさせました。これはできそうで、できません。ほんと、辛かっただろうと思います。 乙武さんもそうです。ご両親も 凄い 偉い 素晴らしいのです。 本人は当たり前のような感覚だと思う。(私の勝手な想像ですが) 

わかり易く言えば、ヘレン・ケラーのサリバン先生です。

 

途中で障碍者になった方のなかには(一部の方)、現状をなかなか受け入れる事ができなくて、一時的に極端に我侭になったりします。だんだん落ち着くんですが、時間が必要です。 それでも、自ら死を選択する方もいて・・・何人か知っています。

みんなそれぞれ?(私の勝手な想像)その選択をしないように「 心 」に突っ立て棒や防波堤を必死で作ります。作りそこなってもなんとか 保つ ようです。完全・完璧でもないですが。これも私の想像です。

 

途中障碍者は自分の障碍が個性とか個人差なんだという発想ができません(たぶん) 私もそうです。そうでした? というか、「どうでも(どっちゃでも)ええやん、みな同じ」 と思ってます。大きな括りのなかで「なんかしらの障害を持っている」身体・心障 同じ障碍者ということです。これは自分だけで特別な考えのようです、他の同じ障碍の方にそれとなく話したらえらく「憤慨」されました。私は なんでそんなに怒るの?と・・・。

 人によっては「個性にしたくない 同じ じゃない」と思ってるのか?わかりませんが。この部分に触れるのはタブーなんでしょうね。同じ障碍者同士でも話さないです。まだまだ、いろんなタブー禁句があります。

 

 

 

ふぅ、思い出す

「自分の両親がおらんようになったら、俺、生きてないで・・・。とつぶやいた彼・・・ 先に逝ったらかわいそうやろ? と・・・」

私は なんて応えたのか  ・・・・・  ・・・・・

 

 

もう、昔のことなんでここで書いても せんない ことですね。やめときます。

 

 

 

思いつくまま書いてしまいました。話があっちこっちいって、まとまりなくて乱文で すみません。

最後まで読んでくださってありがとうございます。