katatumuriのブログ

!カタツムリ そろそろ登れ 富士の山

タイトルが決まらない・・・^^;

 

まずはじめに

これから書く事はあくまで私が考えて思っていることです。全ての障碍者ではないです。誤解なきようお願い致します。

 

 

施設で生活して3年になる。初めは不安だったけど慣れるもんです。 慣れない、いえ、慣れたくない事はあるけれど。悲しいかな人間は環境に慣れるようにできているらしい。慣れないと生きていけないからだけど。

いきなり重度の障害を持つとまず人間としての尊厳なんて砕け散る。こんな状態(体)で尊厳もあったもんじゃない。誤解されないように説明しないといけませんね、世間や人に人間扱いされないという意味ではないですよ。精神的に肉体的に酷いことをされたとか言われたとか傷つけられることではありません。あくまで自己(内証)のなかで大袈裟に言って尊厳が一度崩壊します。元々プライドの高い性格の人ほど振れ幅は大きく傷つき精神的にダメージを受けます。人間としての最低限のプライド? 尊厳? 自尊心? なんて表現したら良いのか一言では言えないのでここでは自尊心とかプライドとか尊厳という言葉を使っています。をも無くしてまで捨ててまでこれから生きていくのか? そして自分には生きていくという選択肢しかない事を嫌でも自覚させられそれを受け入れざるを得ない。私の場合は自ら選んだんだけど。

普通の(いつもの・安定した)自分に戻るのに時間がかかります。でも、不思議ですが慣れるんです。あきらめるといってもいいかな。次にくるのは無くなっていく薄れていく自分自身のプライド自尊心を保つこと。これは違った意味で難しい。よく使われる言われる、「人間 捨てますか? やめますか?」に近いかな。無感動 無関心 無行動 無価値感 簡単にわかりやすく言うと、 「なさけない自分に慣れすぎない程度にプライドを保つこと」です。自分自身に折り合いをつける。日々、これと戦ってます。大袈裟や!(笑)

年を取ると自然にだんだんと身体が弱って、精神的にも肉体的にも今まで出来た事が出来なくなりますがそれがいきなり来る感じかな。?。

*書くとめちゃ、大層 大袈裟になりますね。

 

施設には当然ながらいろんな人が居ます。面白いですよ。なんて言ったらいけないか?^^; 面白い=いろんな人生、波乱万丈という意味です。 波乱万丈な人生を少しですが垣間見られます。 自分なんてほんとに平々凡々です。小説より奇なりの人生を送ってきた人がいますから。

 

波乱万丈な人生も良し、

 

人類に、社会に 人に 何か影響を与えた、偉業を残した 足跡を残した 偉大な人生(人)も良し、

 

人の記憶に残る人生(人)も良し、

 

そして

 

平々凡々な人生も良し、

 

なんにも残さない何も無いような人生も良し

 

なにも生み出さない 無価値な人生も良し

 

 

ええのか、悪いのか 本気で思うようになった今日この頃。