katatumuriのブログ

!カタツムリ そろそろ登れ 富士の山

セピア色のその町

 

幼少の頃、小学校、中学校、高校生 と大阪市内の西成という所に住んでました。関西以外の方でも知っている人(聞いた事がある)もいるかもしれませんね。あいりん地区・ドヤ街・路上生活者が多い地区です。怖い所・地区の代名詞のように言われますが自分にとっては愛着のある愛すべき忘れられない土地です。 私のなか(記憶)では今はもう、色に例えるとセピア色になったその町、家 路地 公園 商店街 校舎 町工場 そして石ころ 人 すべての光景が残像となってしまいましたが・・・。

西成を離れて34,5年ほどになるので現状はどうなっているのかはわかりません。そんなに怖くなかったけれど、当時から近くの公園は路上生活者が増えはじめていました。高校を卒業して西成を離れてから一度その公園を見に行ったら愕然とした。遊べない・・・。ブルーで埋め尽くされてる・・・。これは現実か?と目を疑いました。30年、40年後この町はどうなっているんだろう?と思ったものでしたが、その40年が経っても何も変わっていないようです。このことのほうが悲しいというか大阪(西成)はもう駄目かもしれない、行政もまったく変われないようだし、西成の良さ(住みよい・物価が安い・他いろいろ)を残しつつ・・・。犯罪、貧困、差別、路上生活者、がなるべく少ない町に・・・。なんて無理難題な事なんでしょうか?=_= 

 

でもね、全国から集まる路上生活者が住みよい町がひとつぐらい在ってもええやん。とも思うのです。おかしいねこんな考え。ふむぅ。

 

 

大阪を離れた女やさかい、大阪の町ようすてん、、、、ボロの「 大阪で生まれた女 」 

大阪を とっくにすててしまった女やけど、いまだに大阪弁やし、こればかりは抜けません。上品ではないけど(自分の事、大阪人でもたくさん上品な人は居ますよ。)大阪が大好きなものとして・・・

 

おもろうて やがて かなしき 西成の町かな ・・・

 

といっても 大阪のおもろい元気な おばちゃん と けったいな おっちゃん が おる限り 大阪の町は 活気にあふれる いつまでも かな? で、あってほしい。