katatumuriのブログ

!カタツムリ そろそろ登れ 富士の山

ヘルパーさん

ほんとうに自慢じゃないけれど(笑)52年生きていて面と向かって褒められた(自分ではそう思っている)のは人生で一度だけです。自分のことを駄目人間と書いたり卑下するのは容易にできるけど自称するのは難しいと言うか、気が引ける、何を馬鹿な、恥ずかしい、愚か者だと以上に感じてしまう性質なんでこんな事を書くのも人に言うのも初めて、こんなものをエントリーして恥ずかしくないのか?と言われる前に自問自答して、恥ずかしいに決まってるけど、生きているうちに、あえて超恥ずかしい事を今のうちにしておこうと思う。 うぅぅぅ、なんか蕁麻疹でそうだわ。(笑)

 

その前に、自分で呆れたことを書いて中和しておきます。(笑)

小学校5年生の算数の試験で100点満点で3点の答案用紙が帰ってきたとき。さすがに呆れました我ながら・・・。しかもそれをクラスの男子に見つけられ、学校の帰りにその男子に呼び止められ、大きな声で、お前!今日の算数3点やったやろ!と言われ、からかわれたけど、ショックからもうすでに開き直ってる私は、静かな声で落ち着き払って、「それがどないしたんや?」(ちょっと低めの声で)と言い放つと、その男子は目を点にして去っていきました。それ以来、何も言ってこなくなりました。よほど不気味だったんだろう。(笑)

 

褒められたこと、自分ではそう思っていることですが、もしかしたら褒めたつもりじゃなかったかも知れないです。

31歳ぐらいの時かな、10日ほど入院していたときのこと。ヘルパーさんに来てもらっていたんですが、その退院の日、清算が終わって、母とヘルパーさんとの会話です。

何を思ったのか?ヘルパーさん(当時50歳ぐらい)は、いきなし、母に、

素敵なお嬢さんですね。といったんです。母は、はぁ?とびっくりして、とんでもないと首を横に振ってました。怪訝そうな感じでした。(笑)

いえ、ほんとに素敵なお嬢さんですよ。って・・・。ヘルパーさんは言ってくれたんです。正直、お嬢さんさんではないかれど、気恥ずかしいけれど、なんか嬉しかった。後にも先にもこんなこと一度きりですもんね。

なんだ、そんなことか?と思われるかもしれないけれど私にとってはびっくり仰天な言葉です。

女子で生まれたら一度ぐらい可愛いとか、美人とか、言われた事がある人も多いかと思うけど、言われた事がない人(女性)も案外といると思うのです。もう、30歳になってたおばさん?でも褒められると嬉しい。いつまで憶えてるしね。(笑)

 

何故?あんな言葉がでたんだろう?と・・・。考えました。

ひとつ、ヘルパーさんの当時の悩みとというか、誰かに話したい時(事)がありますよね。誰でもいいから聞いて欲しいこと。そんな悩み事を何も言わずに(意見)聞いたことかな?ヘルパーさんは50歳。当時の私は30歳。人生経験も無い私にとって意見など言えなかったし、話を聞きながら自然に一緒に泣きました。

ある立場の人からしたら不謹慎なことだから私の対応は以外だったのかも知れません。だから、一緒に泣いたことが心に残ったのかな?と思います。

 

今では当時のヘルパーさんと同じ50代になってその時の話を思い浮かべ、自分には一生、縁のない事で苦しむ女の人も沢山居るんだよなぁ~と思うと、悲しいかな?自分は有る意味、のんきに暮らしているわ。