katatumuriのブログ

!カタツムリ そろそろ登れ 富士の山

何があったんだろう?

二十歳ぐらいだろうか、宝塚歌劇をよく観に行った。
お、そうだ
!OSK歌劇も一回だけ見たな。思い出した!





ロシアの劇団(ダンス)観た時の感動は今でも覚えている。

私は2階で観劇してたんですけど、1階は高校生の団体が席を埋めていました。
幕が上がっても高校生たちは騒がしく、話し声、笑い声、お菓子を食べる音、席を立つ、そんな状況が暫く続き、ダンサー達も、不機嫌そう、呆れ顔を隠せないまま踊ってました。 30分ぐらいでしょうか?



休憩が入り、


二幕の始まりです。緞帳が上がりました。
相変わらずザワザワ(-_-#)
はぁ~ため息。なんか怒りを通り過ぎて情けなくなってきて…


踊りがはじまりました、
ん? あれ? なんやろ?
ダンサー建ちの雰囲気が違うなぁ・・・と思いながら観ていると
気が付いたら前のめりになって夢中で見ていた。高校生たちの事も忘れて。
ほんとに感動。


それ以上に感動したのが、高校生たちの様子です。
最初はザワザワしていたのがだんだん静かになって、ひとり、ふたりと、真剣にダンスをみだしまた。

場内は静かになり、空気が変わります。

最後は感動の大拍手です!




ダンサー達に何があったんでしょうか?
明らかにダンスが違ってました。
一幕と二幕の短い間に…

プロの底力ですね。 プライドかな?
見事に高校生達を席に着かせ、黙らせ、ダンスに集中させ、感動させました。


一生懸命すれば感動する。そんなレベルのダンスではありません。高校生ダンス選手権みたいな。

今の日本のダンス業界はどうなってるのかわかりませんが、私が感動した30年ぐらい前となにか変わったのかな?と、いうか、日本にもダンス業界!?ってありますよね?

クラシックバレー出身のダンサー
熊川哲也さんしか知らない。そんな知識ですが、ダンスは好きなんですわ。(^^)