katatumuriのブログ

!カタツムリ そろそろ登れ 富士の山

あの日・・・

どんな状況になっても泣かなかった、いや、泣けなかった。 何故か涙が出なかった。
何々さんって強いな。お見舞いに来てくれた知人、友達が言う。私だったら耐えられへんわ。 
悪気で言った言葉じゃないのは分かっているけどさりげなく傷ついた。
そうか・・・自分って強いのか?泣かないのが強いってことか?違うだろう?

三年後、退院して部屋で一人になったとき初めて障害者手帳の自分の写真を見て号泣した。
車椅子になった自分。
産んでくれた両親に申し訳なくて、申し訳なくて自分に腹が立った。 なんて親不孝者なんだ。
もうこれで親の面倒どころか自分の面倒も看られない身体になってしまった。
情けなくて・・・・・情けなくて・・・・堰を切ったように泣いた。泣いて、泣いて、泣いて・・・・・

泣き崩れた。